Ethereum 2.0: Merge
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minaminao.icon Phase 2では全てのシャードがexecutableだったため、同じくexecutableなEth1のシャード設計は意義があった。しかし、rollup-centricなEthereumを目指してPhase 2の優先度が下がった今、もしEth1をシャードとして導入しても他のシャードはデータ保存という異なる目的を持つものであり、そのデータシャードのRollupのデータ置き場としてのユースケースを考えると、Eth1シャードからデータシャードにアクセスする時間が長くなるデメリットを無視できない。それなら、ビーコンチェーンにEth1シャードを置いてデータへのアクセスを簡易にしたほうがよい。また、シャードとして設計するよりもビーコンチェーンに組み込むほうがコンセンサスはシンプルになる。